「新宿狂言」は和泉流狂言師野村萬斎とスペース・ゼロのコラボレーション企画として1994年に始まり今回で14回目を迎えます。
日本を代表する古典芸能である狂言の魅力を損なうことなく、野村萬斎の斬新な構成・演出で表現する舞台は年齢を問わず幅広い層の皆さまから好評をいただき、「劇場狂言」の草分け的な公演として支持されてまいりました。特に大きな特徴である舞台美術や照明、音響、映像効果を取り入れた演出によって、狂言本来の面白さとともに現代に通じるテーマ性をくっきりと浮かび上がらせます。
さらに今回は、全労済ホール/スペース・ゼロの緊密な空間を生かしたステージ構成でライブパフォーマンスとしての狂言の可能性を追求します。 |